3Mar
マクドナルドをチェーン展開させて大成功したレイ・クロックは、店舗運営に関して徹底的にチェックしましts。彼は、ある冷凍ひき肉業者を査察したとき、肉の塊に小さな穴がいくつも開いているのを見つけ「穴を開けることで、くりぬかれた分の肉を他に使っている」ことに気付きます。確かにその方法を使えばコストを抑えることができ、店舗運営者からも「調味料で穴をふさぎ、ピクルスをのせれば客にはわからない」と言われましたが、レイ・ロックはそういった提案を一切拒否しました。その場しのぎでごまかせても、そんな方針を採用すれば、将来的にお客さんの信用を失うと考えたのです。一見問題ないように思えても邪な考えは見抜かれてしまうものです。人が見ていなくても、常に誠実な姿勢を心がけましょう。