30Apr
トマトに含まれる赤の成分“リコピン”には、血流改善効果や肥満予防・生活習慣病予防、美肌効果などなど、身体に嬉しい効果がいっぱい。
若々しく健康的に過ごすために毎日摂りたい優秀食材ですが、1日の中でどの時間帯に摂るのが1番効果的なのでしょうか。
夜トマトダイエットが流行るなど、「夜がいい!」という意見もあるようですが、カゴメ株式会社が行った最新の研究で、実は効果的な時間は他にあることが判明しましたのでご紹介します。
体内には栄養吸収のリズムがあった!
体温や血圧の上下、睡眠などの生命現象には、1日の中でのリズムがあり、これを“サーカディアンリズム”といいます。
朝には体内が活動モードに切り替わり、夜になると眠くなって休息モードになるのもこのサーカディアンリズムが備わっているから。実は体内での栄養成分の消化吸収や代謝にもサーカディアンリズムが存在し、栄養成分は摂取する時間帯によってその吸収効率が異なることが分かってきています。
今回の研究は、トマトを摂取する時間帯と栄養成分リコピンの体内への吸収効率の関係について検証したもの。さっそく気になる研究結果を見ていきましょう。
リコピン吸収率が最も高い時間帯は……
実験では、ラットを「朝トマト群」「昼トマト群」「夜トマト群」に分け、1匹あたりに6gずつ、通常飼料もしくはトマト含有飼料を食べさせました。4週間この食生活を続けたラットの血中リコピン濃度の推移を調べ、リコピン吸収量を算出。
実験の結果、「朝トマト群」が、「昼トマト群」及び「夜トマト群」と比べてリコピンの吸収量が多いことが分かりました。
朝にトマトを摂ることで、昼や夜に摂った場合よりもリコピンが速やかに体内に吸収され、しかもリコピンの吸収量が最も多かったのです。
朝は体内が排泄モードになっている時間帯のため、内臓に負担のかからない食事がよいと言われていますが、野菜や果物は肉や魚と比べて消化に負担がかかりにくく、朝の食事にピッタリの食材。
朝の速やかなエネルギーチャージになる上に、より多くの栄養成分を摂取できるなんて一石二鳥ですね。
栄養学や食事の方法についても研究が進み、日々新しい事実が判明しています。トマトの健康パワーについても今後の新発見を期待したいですね。
リコピンを効率的に摂取したい場合はぜひ“朝”に食べる習慣を作ってみてください。

















