27Feb
ファッションデザイナーとして不動の地位を築いたココ・シャネルは、12歳の時に父親によって孤児院に預けられました。孤児院の子はみな簡素な制服を着ていたのにもかかわらず、シャネルが着るとなぜか、お洒落に見えるので周囲に不思議がられていました。その秘密はシャネルはこっそりとスカートの丈を詰め襟元のタイは大きな蝶結びにし、靴下を伸ばして履いたのでした。しかも工夫がさりげないものだった為、厳格な修道女達もシャネルの服装が他とは違うこととは気づきつつも、うまく注意できなかったのです。魅力的な人は、どんな環境にあっても「自分らしさ」を失わないものです。