28Feb
世界に誇る日本映画の監督・黒澤明は若い頃画家を目指していました。美大に落ちそれでもプロレタリアート美術を描き続けていました。しかしいつまでも先の見えない生活と世話になっていた兄の自殺を契機に彼は仕事を変えることを決めました。彼は自伝でこう語っています。「いつまでもぶらぶらしている自が歯痒かった。しかし画家として生計を立てていくのは困難だったし、私は自分の画家としての才能にも疑問を持ち始めていた」そして彼は映画会社の中途採用の面接を受けることにしたのです。やりたいことにいき詰まった時は違う世界をのぞいてみましょう。自分の中の新しい才能に出会えるかも知れません。