19Jul
美肌作りには腸内環境が大切と言われていますが、腸内環境は、私たちの食べたものによって毎日変化しています。そして、食べているものによっては 「デブ菌」を増やしてしまうことがアメリカの大学の研究で判ったそう! ダイエットを頑張っているのに、全然痩せないという方、腸内環境が原因かも知れま せん。
■食べたもので「デブ菌」が増える!?
腸内細菌が、腸に入ってきたものを分解する際にできる「代謝物」。この代謝物には、身体によい影響を与えるものもあれば、悪影響を与えるものもある そう。慶応義塾大学の福田准教授によれば、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉物質が増えて血液中に取り込まれてしまうと、肥満や糖尿病につながる、という報 告があるとのこと。
アメリカの大学の研究でも、高脂肪で高糖分の食べものを食べ続けると肥満につながる腸内細菌「デブ菌」の割合が増える、と判明しているそうですから、お菓子や甘い飲み物が習慣になっている方は要注意!
■「デブ菌」を増やさない食習慣3つ
(1)善玉菌の好物を食べる
善玉菌は、食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌などの有用菌が大好物。野菜・果物・ヨーグルトだけでなく、水溶性食物繊維の豊富な大麦や海藻、生きて腸までたどり着く可能性の高い植物性乳酸菌の含まれた納豆もおすすめ。
(2)空腹時間を作る
カリフォルニア大学の研究によれば、同じ食事内容でも、ダラダラ食べるのと、空腹時間を作るのとでは腸内細菌への影響が変わるそう。間食がしたくなったら、おやつ時間を設けてメリハリのある食生活を心がけましょう。
(3)1日休んだら3日頑張る
食べたもので毎日変化する腸内細菌のバランスですが、ハーバード大学の研究では、完全に変わるまでには平均3.5日かかる、とのこと。1日外食を楽しんだら、3日は腸内細菌にやさしい食生活を続けることで腸内細菌のバランスが元に戻りますから、3日は頑張りましょう!
☆腸内細菌の代謝物は、脂肪細胞だけでなくお肌の細胞にも影響します。お肌のためにも、身体のためにも、腸を整える食生活を習慣にしたいですね。