12May

りんごは、秋からが旬のフルーツですが、最近では一年中スーパーなどで手に入りますよね。「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざでも知られているように、栄養たっぷりなフルーツ。しかも、丸ごと食べても100~150kcalと、ヘルシーなフルーツでもあります。
りんごの栄養は、なんといってもその皮にあります! 多くの栄養価は皮に含まれているため、皮を捨ててしまうともったいないんです。
今回は美容ライターとして活動する筆者が、『美レンジャー』の過去記事なども参考に、りんごの皮に含まれた美容に嬉しい栄養価と、レンジでできる簡単皮ごとレシピをご紹介します。
■りんごに含まれる美容効果とは
(1)アップルペクチン
特に便秘症の方に効果があります。ペクチンは水溶性の食物繊維で、腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし、腸の調子を整えてくれます。また、ペクチンは便の容積を増やしてくれる効果があります。便の容積が増えることで、大腸への刺激が大きくなり、腸の運動を促進してくれます。ペクチンは皮と果肉の間に多く含まれているため、皮ごと食べるとより効果があります。
(2)りんごポリフェノール
シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制してくれるため、美白へ導く効果が期待できます。また、ポリフェノールに含まれる抗酸化作用は、老化の原因となる余分な活性酸素を除去してくれますよ。
他にもコレステロール値を下げる効果や血流を改善してくれるなど、りんごに含まれるポリフェノールには嬉しい効果がたくさんあります。こちらも皮に多く含まれるため、皮ごと食べましょう。
(3)クエン酸、リンゴ酸
りんごにはクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富に含まれています。ストレスや不規則な生活は、体の中に疲労の元となる乳酸をどんどん蓄積してしまいます。その乳酸を分解しエネルギーに変えてくれるのが、りんごに含まれる有機酸です。疲労の蓄積を抑え、回復を早める効果があります。
疲れを感じた時や週末はりんごを食べましょう。
■電子レンジで簡単!りんごのコンポート
【材料】(りんご1個分)
・砂糖・・・大さじ1~2
・レモン汁・・・小さじ1
・水・・・大さじ1
【作り方】
(1)りんごをよく洗ったら芯を取り、皮のまま一口サイズにカットします。
(2)耐熱容器に砂糖、水、レモン汁を入れ、かき混ぜたらりんごをその中に入れましょう。
(3)軽くラップをし、電子レンジで3分程温めます(600wの場合)。3分温めたらりんごをひっくり返し、今度はラップを外して“様子を見ながら”2分程温めましょう。
(4)粗熱をとったら冷蔵庫で冷やして完成です。お好みでシナモンを振りかけても美味しいですよ。
皮が苦手という方は、すりおろしたり、上記のレシピのように加熱し柔らかくすることで食べやすくなります。栄養価も高くカロリーも低いりんごは1日1個は食べたいですね!
















